【前橋市農家住宅の売却】築100年位経過した古民家住宅売れました。
築年不詳の古民家住宅、無事成約に至りました。
経緯をお話しします。数年前に、実家の農家住宅を含めた土地の売却を依頼されました。当初は、建物内部に両親の物や農業で使う物が残された状態でした。ご依頼を受けて最初に取り掛かったのが、農地の引受け手を探すことです。隣接の農家の方や近隣で大きく農家をされている方にお声がけをして、いくつか農地として引き受けて頂きました。次に宅地化出来る農振除外の必要のない白地を売却しました。その間、実家の中の不要な物の廃棄処分を売主さんにお願いし、少しづつものを減らしてもらいました。次は、売却出来た土地のお金を使って、昭和30年~40年代に建てた畜舎、倉庫、増築した居宅等の撤去を行って頂きました。この時に、農家あるあるですが、100㌔を超える未使用で期限の切れた農薬が見つかりました。農薬は一般の解体業者さんや処分業者さんは扱ってくれませんので、別の場所にプレハブ倉庫を設置して、保管しました。その後、少し時間はかかりましたが、昨年無事古民家住宅として売却にこぎつけました。農薬は、近隣のJAさんに相談し引き取ってもらえましたので一安心です。JAさんの引取りは、1年に1度数日間しかないので事前確認しておいて、JAさんへの現物持込が基本なので、タイミングを逃さない行動が必要です。県内の市町村の中には農地付きの農家住宅を売買出来るように定めた市町村が出来てきました。前橋市もようやくそんな動きが有りそうだとの情報も入り始めました。前橋市の農業委員会さんの英断を期待します。